「赤毛のアン」の舞台となったカナダ東部にあるプリンスエドワード島へ行ったお施主様よりご依頼をいただきました。作品の紹介動画を作りましたのでご覧ください。

「赤毛のアン」の舞台となったカナダ東部にあるプリンスエドワード島へ行ったお施主様よりご依頼をいただきました。作品の紹介動画を作りましたのでご覧ください。
旅の思い出をかたちに残したい
赤毛のアンの舞台を訪ねて、プリンスエドワード島へ旅をしたお施主様。そんな旅の思い出を形に残したい。とオーダーメイドのガラスパネルをご依頼いただきました。
作者のモンゴメリは、この島を「世界で一番美しい場所」と言っています。その美しさを、ガラスの透明感を生かして表現したいと思いました。そこで思い出したのが、イタリアで見たガラスモザイク。細かなガラスパーツをデザイン画に沿って敷き詰めていきました。パーツ数は、もはや数えきれないほど。1パーツずつ丁寧に作りました。
キラキラとした木漏れ日
アンの頭上にある大きな木。そこから差す木漏れ日はどんな形だろう?光ですから、形はありません。そこで考えたのが、緑色を重ねて淡い緑、濃い緑で葉を作り、合間に透明ガラスを入れて光の雰囲気を作り出すということ。フュージング技法では、最後に電気炉で焼成してみないと、どう見えるかわかりません。なので、完成イメージをたよりに作業を進めました。
かわいい世界を柔らかな色彩で
物語では、アンが暮らす家の屋根はグリーン。そしてアンの部屋からは桜が見えます。なのでピンクとグリーンを基調にし、明るく暖かな景色を作りたいと思いました。最後に音楽が好きなお施主様のご希望で、バイオリンを入れました。今回は壁面にはめ込むパネルではなく、インテリアとして飾れるよう額に入れてお納めしました。
熊谷市のシンボルマーク「スクマム!クマガヤ」をあしらったガラス製のマグカップを作りました。…