器・オブジェ・etc.
「家紋入りのぐい呑みを作ってください。」とのオーダーをいただきました。お酒を呑みながら家紋が見えるよう、底面にサンドブラスト技法で、抱き茗荷を彫り込んでいます。
「丸に抱き茗荷」その由来
茗荷紋の誕生は、民間信仰の対象であった摩陀羅神のシンボルが茗荷であったためと言われています。摩多羅神とは、元はインド土着の神で、『慈覚大師・円仁』により比叡山・延暦寺に勧請されたと伝わります。
茗荷は「冥土に繫がっている家紋」と言われた時代があったそう。そのため神社や寺などに多く用いられていたようです。お酒を飲みつつ、ご先祖様に思いをはせる時間。時を遡るのもいいかもしれません。
日本酒を注ぐ
お酒を注ぐと、レンズ効果で家紋が大きく見えます。 水面には模様が反射して、ぐるっと回すと、万華鏡のよう。 模様は指で触れると、凹凸が感じられるよう、少し深彫りしています。 眺めて、触って。この余韻を楽しむことで、お酒をいただく時間が一層楽しくなりますね。
お祝いやギフトとしても
今回オーダーいただいた、家紋入りぐい呑みは、弟さんご夫婦にプレゼントされるそう。 家紋の入ったぐい呑みは、記念に残りますので、きっと喜ばれますね。
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