リフォームの際にそのままになっていたガラス窓。そこへガラスパネルを新調したいとご依頼をいただきました。

サンドブラスト技法
透明部分と曇りガラスで絵柄を描き分け、透明部分にはポイントとして色ガラスを入れて仕上げています。細い蔓や虫食いの葉っぱなど、細部まで丁寧に作り込みました。
モチーフは葡萄
葡萄柄のお皿をコレクションしている棚の隣には、やはり葡萄をモチーフにしたガラスパネルがよく似合います。とはいえ、お施主様のご希望は「シンプルなデザイン」。葡萄は控えめに、色ガラスの配置も最小限にとどめています。
ポイントは空間との調和
制作しながら、デザインに少し物足りなさを感じました。しかし、実際に設置してみると、部屋の雰囲気にしっくりと「はまり」ました。作品がメインではなく、部屋との調和が最大のポイント。作り手は「住まう人が幸せになる空間づくりをお手伝いすること」なのだと改めて感じました。
サイズ:W1650mm/H310mm/厚さ最大8mm
技法:サンドブラスト・接着
熊谷市のシンボルマーク「スクマム!クマガヤ」をあしらったガラス製のマグカップを作りました。…